ご挨拶
札幌はこの大会が終わるのを待っていたかのように朝夕の冷え込みは一段と厳しくなり、秋が近いことを感じさせます。会員の皆様におかれましては元気にお仕事、テニスにご活躍のことと存じます。
15年ぶりの北海道開催となった医師テニス大会は、予想を遙かに超える約300名の会員・ご家族様に参加をいただき予定の行事をすべて無事終えることが 出来ました。企画運営を担当した北海道医師テニス協会の実行委員一同を代表して、全国各地から遙か北の大地にお出でくださいました皆様に心から感謝を申し
上げます。
残念なことに2日目の突然の雨によって競技の一部が翌日に持ち越され、シングルスで勝ち上がったにもかかわらず飛行機の都合でキャンセルとなってしまった先生が何名かおられたことは誠に申し訳なく思っております。
戦績報告のありかたについて、今回の北海道大会ではデジタルを主体にした方法を理事会に提案して承認をいただきました。大会に使用する「ご案内」「プロ
グラム」「戦績報告」の印刷、郵送に要する経費は運営費の中でおよそ20％を締めており、この部分の節減を計るにはできる部分からデジタル化を進めること
が必須と判断しました。デジタル環境にない会員も多数おられますことから、特に不利益を被る方がない方法で戦績報告を考えております。ホームページの掲示 板でもこの点について皆様の意見交換があることを期待しております。
スポーツ予防医学研究会では北大教授・安田和則先生に「スポーツ活動における膝の障害と先端的治療の動向」を講演いただき、引き続いて行われた懇親会で
は日本を代表するプロスキー冒険家・三浦雄一郎様に「高齢者でも挑戦する精神を持てば夢が叶う〜Old Boys be
Ambitious」と題したお話を伺いました。それに先だって上映されたエベレスト登頂のビデオ映像はすさまじい迫力で会場を包み、三浦氏がエベレスト
の頂上に立った場面では鳥肌が立つような興奮と感動を味わうことができました。
15年前に好評を博した北海道の味覚コーナーを再現しようと、ささやかな準備をしてみましたがお楽しみいただけましたでしょうか。
最後に、北海道大会開催にご指導ご支援を頂きました日本医師テニス協会関係者の皆様、競技運営を全面的に支えてくださいました中西伊知郎様（ダンロップスポーツ）、札幌テニス協会・北海道テニス協会様、北大医学部テニス部員の皆様に厚く御礼を申し上げます。
会 長 小坂昌道