私のテニスの楽しみ方
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　中村　光治

　私はテニスの楽しみ方は人それぞれであっていいと思っています。ですから無理に試合にさそったり、組織を拡大する必要はないと思っています。ただ、大会に参加したくても腕に自信がないからと遠慮されたり、知り合いもいないからと躊躇されたり、今までこのような大会があること自体を全然知らなかったために参加できなかったような人々には、いつでも遠慮なくどうぞと呼びかけたいと思います。私の出来る範囲で県下の先生方に医師テニスに関する情報を提供し、呼びか けることが現在の私の役割だとも思っています。私の文を読まれて一人でも県大会や全国大会に参加する先生がいらしたらうれしく思います。

私自身、以前は勝負一辺倒の時がありましたが、最近はあまりにも強い人を大勢見すぎて自分のテニスに失望したせいか、テニスに夢中になっている人の話しを聞 いたり、見たりするほうが楽しくなってきたような気がしています。全国大会を通して小浦猛志さんや沢松和子さんとも直接お話しできましたし、大会を通して知り合えた先生は数えきれません。インカレにシードされた若き日の二口稔先生のお写真と現在の先生を見比べながら昔話をうかがったり、インカレで夢中で応援した同僚の柴田三千夫先生の対戦相手があの向原伸彦先生であったり、学生時代に深水兄弟ここにありと関東まで鳴り響いた深水良先生には、大阪大会の決勝戦を拝見して感激し、思わずロッカーで自分から声をかけお付き合いが始まったりしました。最近では世界大会での角辻格先生や酒井英世先生の試合に感銘をうけましたし、忍者のような菊地宏樹先生のテニス、超正統派の緒方周先生のテニスにも魅力を感じています。全日本ベテランズで拝見した梅原豊治先生の真剣さは医師大会では決してお目にかかれないものでしたし、すべての試合に全力で立ち向かう河村芳高先生のテニスも見る人をあきさせないと思います。その他、インターネットで先生方のJOPランキングを拝見することも最近の楽しみのひとつになりました。

　みなさんもどしどしご自分のことをこのホームページで宣伝なさって下さい。せっかく栗原先生がボランティアでこのページを開設、管理して下さっても、変化がなければ見る人は減ってしまいます。それともうひとつ、京都大会参加の節はぜひ早めに申し込んであげて下さい。ひとりひとりのちょっとした協力で、京都大会がすばらしいものになると思います。